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【産廃】 PCB変圧器を不法投棄容疑 県警、5人逮捕(千葉)

 千葉県警は8月20日、猛毒性のポリ塩化ビフェニール(PCB)を含む変圧器を匝瑳市川辺の空き地に埋めたとして、不動産会社長=東京都港区=と、リフォーム会社長=同文京区=ら5人を廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑で逮捕し、発表した。

 PCBは国の特殊会社の施設での化学処理が義務づけられている。

 環境犯罪課によると、小暮容疑者らは3月、こうした処理を行わずPCBを含む変圧器2基を空き地に埋めた疑いがある。正規に処理すれば2基で計約350万円かかる処理を解体業者らに30万円で依頼。しかし、一度では運べず、追加料金を巡りトラブルとなり、解体業者が県に通報して発覚したという。変圧器は県警が約900万円かけて掘り起こし、県が約180万円かけて土壌への影響を調べている。

出典: 朝日新聞 朝刊 (2012/8/21)

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