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【土壌】 つくばみらい市:残土処分規制、条例を制定へ(茨城)

つくばみらい市は6日、建設工事で発生する残土などの不適切な「盛り土」や埋め立て行為を規制する条例を制定すると発表した。
市との事前協議を義務付け、地主側も適正管理の責任を負うのが特徴。7日の臨時議会に提案し、議決を経て11月1日施行の予定だ。

 名称は「土砂等による土地の埋め立て等の規制に関する条例」。申請前の事前協議で、市が必要と判断した場合は住民説明会や自治会との協定を求める。地主も災害や土壌汚染を防ぐため定期的に状況を把握する。条例違反の時は事業者や地主の氏名を公表する。

 記者会見した片庭正雄市長は「無秩序で悪質な行為を防ぐため、土地所有者の責務も明示し、規制と監督を強化する」と語った。市によると、野堀、北山、台の3地区で6カ所(推定計約3ヘクタール)の無許可埋め立てなどが行われ、うち3カ所の業者に原状回復を措置命令した。市は不法投棄の現状把握のための「残土調査測量業務委託料」106万円を含む追加補正予算案も7日の議会に提出する。 

出典: 2012/8/7 毎日新聞 地方版
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