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【排出枠】“排出量取引制度の実績を発表” 東京都

 東京都環境局は、都内の大規模事業所に対する温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度(キャップアンドトレード制度)に基づく事業所の取組状況を発表した。

対象事業所の2010年度のCO2排出総量は約976万トンで、基準量より13%削減を実現。うち、削減義務率を上回った事業者は64%あった。

 削減率を事業所の用途別に見ると「工場・その他」と「廃棄物処理業」がそれぞれ22%で最大。「熱供給」が15%、「文化」が13%、「事業所」が12%の順となっている。

 取組の内容では、最も多かったのが空調機の更新や温湿度の適正管理、外気導入量の適正化といった「空気調和・換気設備の管理」で1602の対策が実施された。LED照明化や人感センサーの導入、高効率型変圧器への更新などの「照明、受変電設備の管理」も1436対策が進められた。

 

出典:建通新聞

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