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【水質】基準超す排水の疑い 施設を捜索 (愛知)

 基準を上回る排水を三河港内に流したとして、三河海上保安署は20日、名古屋市の化学メーカー・A社の開発センター(愛知県田原市)を水質汚濁防止法違反の疑いで家宅捜索した。

 三河海上保安署によると、11月27日に職員が巡回中、同センターの排水口から白く泡だった水が流れているのを発見。採取してCOD(化学的酸素要求量)を測定したところ、同県の排水基準(1リットルあたり50ミリグラム)の最大3倍の値が確認された。日間平均の値も基準の約3倍に達したという。

 A社によると、同センターは飲料などに添加する糖質製品を製造している。同社の広報担当者は「詳細を確認中でコメントできない」としている。

出典: 2012/12/20 日本経済新聞(Web)

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