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【廃棄物】震災がれきなど不法投棄の疑い 宮城県警、現場検証 東日本大震災(宮城)

 宮城県警は2日、焼却灰などを違法に埋めた疑いがあるとして、廃棄物処理法違反容疑で、同県大和町の産業廃棄物処理会社が借りている同町内の敷地を現場検証した。

 県警によると、同社は県内から集めたごみを焼いて発生した灰約20トンを、敷地に埋めた疑いがある。現場付近からは、住宅で使う断熱材なども大量に見つかり、県警は東日本大震災で発生したがれきも埋めた疑いがあるとみている。

 現場検証では、ごみを重機で掘り起こして、捜査員が投棄の状況を確認。埋められた灰やがれきは計数百トンに上る可能性もあるといい、県警は「震災後にこれだけの量の不法投棄が見つかったのは初めてではないか」としている。

出典:2014/09/02付 熊本日日新聞 夕刊
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