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【化学物質】トラックが荷崩れ オキシドール飛散(大分)
7日午前5時40分ごろ、臼杵市野津町宮原の国道10号で大型トラックが荷崩れを起こし、オキシドール(過酸化水素水)の入った20リットル入りのポリタンク20本が道路に落下。うち3本が破損し、約80メートルにわたりオキシドールが飛散した。
臼杵津久見署によると、トラックは福岡県内の運送会社の男性従業員が運転。ポリタンク400本を積み、漁網洗浄用のオキシドールを運送会社から佐伯市蒲江に運ぶ途中だった。右カーブに入った際に荷が崩れたとみている。
オキシドールは消防法で危険物に指定されている。大型トラックは運ぶのに必要となる危険物の表示をしておらず、同署は毒劇物法違反(表示義務違反)の疑いで調べている。
飛散の影響で国道は片側交互通行になった。臼杵市消防本部から化学車が出動し、オキシドールが飛散した道路を洗浄した。
出典:2014/08/07付 大分合同新聞 夕刊