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【リサイクル】建リ法で一斉パトロール/東京都、結果を集計(東京)

 東京都は区市と連携して5月1日から30日まで、建築物解体現場などにおける建設副産物のリサイクルを適正に進めることを目的とした都内全域の一斉パトロールを実施、その結果をこのほど取りまとめた。

 具体的には建設リサイクル法第10条の届け出が必要となる工事に対して、現場調査を行い分別解体や再資源化等の状況を確認し、必要に応じて関係者に対し指導等を行った。また、石綿含有建材の分別状況などを確認するため、一部の現場では建設部局、環境部局のほか、石綿障害予防規則を所管する厚生労働省東京労働局各労働基準監督署と合同でパトロールを行った。

 期間中、建設リサイクル法の届け出があった2237件のうち、約35%に当たる776件に対してパトロールを実施。標識の未掲示や工事着手前に講じる措置および分別解体の不徹底が確認された現場において「法に基づく助言」を23件、その他「法に基づかない指導等(軽微な事項や法令違反の場合等)」を300件実施した。石綿に係る処理に関して、建設リサイクル法に基づく指導等を行った事案はなかった。

出典:2014/07/23付 環境新聞
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