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【DO!NUTS TOKYO】3月6日、都知事とのダイアローグイベント&第3回アイデアピッチ大会が開催されました

2050年にCO2排出量を実質ゼロにするための「ゼロエミ・アクション」を、東京から世界へ発信していこう—―そんな思いから、2021年に始まった「DO!NUTS TOKYO」。「サステナブルライフスタイルTOKYO実行委員会」と東京都との連携協定の下運営されており、実行委員会には理事長の鈴木が副委員長として参加、当社・当所は共創ワーキンググループの事務局を務めています。

DO!NUTS TOKYOでは、Z世代の若者アンバサダーが各々のアイディアをカタチにし、行政や企業に向けてプレゼンテーションを行う「アイデアピッチ」大会が開催されています。3月6日(水)、第3回目となるアイデアピッチ大会と、都知事とのダイアローグイベントが行われました。若者アンバサダーのアイデアと情熱が、とっても刺激的でした!

第一部:小池都知事と若者アンバサダーによるダイアローグ『ゼロエミアクションを広げるために今できること』

今回のアイディアピッチの会場となったのは、京橋駅直結の東京スクエアガーデン6階にある「City Lab TOKYO」。開場前から続々と、若者アンバサダーや各界で活躍する企業人たちが集います。

開会の挨拶は、「サステナブルライフスタイルTOKYO実行委員会」委員長である小宮山宏先生より。「2050年カーボンゼロに向けた大きな課題は、スピードを上げないと間に合わないという事。間に合わせるためにも、若者のアイデアが必須で、DO!NUTS TOKYO若者アンバサダーに大いに期待している。別途私が会長を務める『プラチナ構想ネットワーク』としても、『DO!NUTSTOKYO共創パートナー』に
参画して財務的助太刀をするので、一緒に『ゼロエミッション』を間に合わせましょう!」と力強いお言葉をいただきました。

小宮山宏氏(サステナブルライフスタイルTOKYO実行委員会委員長、(株)三菱総合研究所理事長)

続いてDO!NUTS TOKYOの活動報告と、6名の若者アンバサダーよりカタチになったアイデアの紹介が行われました。モザイクアート、エシカルバイト、バイオブリッツ…4年間の活動の中で、実に多種多様なアイデアが実現されてきたことがわかります。

ここで小池都知事が登場! 6名の若者アンバサダーたちがアイディアをカタチにする過程で感じたことを共有し、「ゼロエミアクションを広げるために今できること」というテーマで都知事とのトークセッションが始まります。

「アイデアをカタチにする過程で、クラファンによる資金集めに苦労した」というアンバサダー・阪田さんに対し、小池都知事は「どうパッションを訴えて、どう共感を得るかは工夫が必要」と、ご自身の実体験も交えて話をされました。アンバサダー・井上さんの「自分のウェルビーイングを保つため、どんなセルフケアをされていますか」という問いには、「セルフケア…考えてないですね(笑)」と会場の笑いを誘う場面も。アンバサダー・山口さんの「ゼロエミアクションやネイチャーポジティブアクション、どんなことをされていますか」という問いには、「いま一次産業が非常に注目をされていて、東京でも農業・漁業・林業に携わる若者が増えています。地産地消のPR、そして担い手を確保して価値を向上させることに気を配っています」。20分間のダイアローグではありましたが、柔らかな言葉遣いで丁寧に話してくださり、とても貴重な時間でした。最後にみんなで記念撮影☆

 

第二部:若者アンバサダーによる「アイデア・ピッチ大会」

3回目を迎える「アイデア・ピッチ大会」。今回は7名の若者アンバサダーがエントリーし、熱のこもったプレゼンテーションを魅せてくれました!

『「自然と」叶えるあたらしいライフスタイル』寒河江茜里さん(東京大学教養学部文科2類)

『「参加したい!」をもっと引き出す仕組みづくり』伊藤正人さん(Value Frontier株式会社)

『若者発 離島における地域活性事業アイデア』佐々原悠馬さん(同志社大学政策学部)

『気候変動課題に取り組む若者のワーク・エンゲイジメントを高める「新・ワクワク領域 発見ブレスト」』 井上寛人さん(慶應義塾大学大学院SDM研究科修士課程)

『〇〇らしい緑の都市デザイン 〜土地の精霊と会話しながら、みんなで進めるまちづくり〜』鳥井要佑さん(東京大学大学院農学生命科学研究科)

『地方と連携して再エネを増やすために』渡邊 透さん(創価大学法学部)

『都市空間を心踊る・創造性の発揮できるキャンバスに〜市⺠と緑との親密さを向上〜』米澤 友基さん(東京大学理科一類)

前半・後半に分け、コメンテーターから感想や質疑が行われました。アイデアをカタチにまでするためには、越えなければならないハードルがいくつもある…でも、横のつながりを活かせばきっと打開策が生まれていくのではないか。アンバサダー同士の横のつながりにも期待したくなる、そんな発表でした!

 

今年の受賞者は…!?

今年の賞は、「みんなの応援賞」「FOR Good賞」「東建賞」「DO!NUTS賞」の4つ。集計が終わり、さて誰が選ばれたのでしょうか…!?

「みんなの応援賞」佐々原さん

東急電鉄株式会社 広報・マーケティング部課長 矢澤さま(左)と、佐々原さん(右)

地元であり離島であるさぬき広島を盛り上げたい!という、愛と熱意が詰まった温かなプレゼンテーションに、多くの共感が集まりました! 東急電鉄株式会社さまより、渋谷駅をはじめとする主要駅にてデジタルサイネージの1か月の掲載権利(!)が進呈されました。どんなデジタルサイネージが見られるのか、気になります~。

「FOR Good賞」鳥井さん・佐々原さん

佐々原さん(左)、株式会社ボーダレスジャパン・For Good事業責任者 小松さま(中)、鳥井さん(右)

「みんなの応援賞」受賞の佐々原さんと、「東京の街なかをつくもがみたちがガイドしてくれる」という楽しいアイデアを発表してくれた鳥井さんがW受賞。クラウドファウンディング「For Good」の事業責任者の小松さまより、お二人に「アイデアの実現に向けたクラウドファンド化」のサポートが贈られました。

「東建賞」寒河江さん

東京建物株式会社 藤田さま(左)と、寒河江さん(右)

食料システムからのGHG排出量を減らすため、オフィスビルのフードロス問題に着目したアイデアを、不動産業を営む東京建物株式会社・藤田さまが高く評価! アイデアの実現に向けてグッと動き出しそうな予感です。受賞された寒河江さんには、「おふろの王様」入浴券が贈られました。

「DO!NUTS賞」井上さん

弊所理事長 鈴木(左)と、井上さん(右)

そして最後、コメンテーターが選ぶ「DO!NUTS賞」には、気候変動課題に取り組む若者のメンタルケアに着目したアイデアを発表してくれた井上さん。弊所理事長の鈴木より「Present Tree in 笛吹芦川」の記念樹1本が贈られました。笛吹芦川では、5月12日に植樹イベントを開催予定です。井上さん、ぜひいらしてくださいね!

そして最後、東京都環境局気候変動対策部の千葉さん、サステナブルライフスタイルTOKYO実行委員の吉高さんから閉会の挨拶をいただき、第三回アイデア・ピッチ大会は終了。とても刺激的な時間でした。ゼロエミアクションを拡げ、2050年カーボンゼロを実現するため、これからも DO!NUTS TOKYO は活動していきます。応援よろしくお願いいたします!
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