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【土壌】投棄:気象台、電池132個 県内3カ所 水銀汚染基準超え(鳥取)

 鳥取地方気象台は19日、1957~74年に稼働していた無線ロボット雨量観測所の跡地3カ所に空気湿電池計132個が投棄されていたと発表した。土壌からは水銀が土壌汚染対策法に基づく基準「土壌溶出量」の2~18・8倍検出された。今後土壌の入れ替えを行うという。

 

 同気象台の調査で明らかになった。投棄されていたのは、鳥取市河原町北村の高山56個▽八頭町柿原の綾木峠27個▽日野町三谷の宝仏山49個。稼働当時、約1年に1回電池を交換していた担当の気象庁職員がそのまま投棄していた可能性が高いという。土の入れ替えのため地元自治体や地権者と協議している。近くに水源はないという。

 

 同気象台の林誠次長は「OB職員に聞き取りしたが、詳細は分からなかった。結果的にこういうことになり申し訳ありません」と話した。

 

出典:2014/12/20 毎日新聞 地方版

 

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