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【排出枠】“航空機の排出量を規制、取引市場で売買も”EU

 欧州連合(EU)の欧州委員会は26日、EU域内の空港を利用するすべての航空機について、12年度から温室効果ガス排出の割当量を定め、その一部をEUの排出量取引システム(EU-ETS)で売買させると発表した。

 航空各社に温室効果ガス排出の削減努力を促すのが狙い。11月下旬~12月上旬に南アフリカ・ダーバンで開かれる気候変動枠組み条約第17回締約国会議(COP17)で全世界に取り組みを訴える。


 EU-ETSは世界の排出量取引の90%以上を占める巨大市場。欧州委によると、04~06年の航空業界の排出量実績平均の97%を12年の割当量に設定、13年~20年にはこれを95%まで引き下げる。

 

出典:毎日新聞

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