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【カーボン・オフセット】“サーバ1台に1トン分の証明書を発行” 日立

 日立製作所は今月中旬に、日立グループのデータセンター(DC)を利用する企業に対し、サーバ1台に付き1トン分のカーボンオフセット証明書の無償提供を始めた。2012年3月末まで実施する。
 
サーバなどのコンピューターの運用や保守を一元管理するDCは、企業が自前でサーバを運用するより電力使用を効率化でき、結果CO2の排出を抑えることができる。

 
 日立は東日本大震災を契機にDCサーバを預ける需要が拡大すると見ている。このため、サーバを購入した企業が日立グループのDCを活用した場合に、CO2排出量の相殺を意味するカーボンオフセット証明書を無償提供することを決めた。

 また、日立は不要になったサーバを買い取るサービスを実施。同サービス利用企業に対して、10年10月からカーボンオフセット証明書を無償提供している。

 

出典:日刊工業新聞

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