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【カーボン・オフセット】“さくらんぼを食べてCO2削減” 南アルプス市

 山梨県南アルプス市は、「カーボン・オフセットさくらんぼ」を都内の百貨店等で発売する。農家がハウス内を暖める燃料として重油など化石燃料の代わりに木質バイオマス資源を使用して環境に配慮、同市の小水力発電事業でオフセットクレジット(J-VER制度)を活用し、創出した電力の消費分に相当するクレジットをサクランボに付加した。

 同制度で認証された排出枠は11.5トン、これは木箱やパック入りのサクランボ2300ケース分に相当し、1ケースを食べると消費者1人の1日当たりCO2排出量に相当する約5キロの削減に貢献することになるという。

 同市は昨年「カーボン・オフセットトマト」をテスト販売して評判を呼んでおり、第2弾のサクランボに続いて、第3弾として今年12月には花のビンジウムの販売も計画している。

 

出典:産経新聞ニュース

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