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【水質汚濁】有害物質垂れ流しに、県が改善命令(山口)

山口県が、大手総合化学メーカー・A社の爆発事故で(11/13)、排水基準を超過した事業所(周南市)の改善命令書を交付した。

発がん性のある有害物質が海に漏れ出ていた。同社は、14日午後には水質汚濁防止法の規制値を超える量が流出していたことを把握していたが、対策を取ったのは3日後の17日夜、公表したのは翌18日だった。

徳山海上保安部は、「火災による不可抗力で、炎上する中、すぐに止められるものではない」と判断し、水質汚濁防止法違反で捜査はしない方針。

しかし、県環境政策課は、流出継続の恐れがあるため、早急に排水基準に適合するよう改善することなどを求めた。

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