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【廃棄物】石綿飛散を防止せず(北海道)

 ビル内で除去したアスベスト(石綿)を適正に処理しなかったとして、札幌市は1月21日、同市中央区の建設関連会社・A社に対し、廃棄物処理法に基づき、3月15日までに改善するよう命じる行政処分を行った。市によると、同社は1月17日、同市北区の鉄筋3階建てビル3階のアスベスト除去工事で、外部への飛散防止措置を取らなかった。

 現場付近のアスベストの大気濃度は、大気1リットル中の繊維本数が0・2本未満で、大気汚染防止法の基準(同10本以下)を下回っており、市は「人体への危険性は低い」としている。

出典: 2013/01/22 東京読売新聞

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