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【廃棄物】隣接国立公園にごみを不法投棄 ぐらんぱる公園 容疑で3人逮捕(静岡)
伊東市富戸の観光施設「伊豆ぐらんぱる公園」が、園内のごみを隣接する国立公園内 に不法投棄したとして、伊東署と県警生活経済課は三十日、廃棄物処理法違反(不法投棄)と自 然公園法違反(無許可集積)の疑いで、公園を運営するA社社員とパート従業員二人の三容疑者を逮捕した。
逮捕容疑は、今年五月二十三日、公園に隣接する国立公園特別地域の山林に、園内で不要になった木くずやプラスチックなど産業廃棄物約六百キロをトラックで運び、崖下に捨てたとされる。 稲葉容疑者は環境整備部門の課長で、署によると「ごみは捨てたが産廃ではない」と容疑を否認している。
署などは今月九日、廃棄物処理法違反の疑いで、伊豆ぐらんぱる公園事務所などを家宅捜索していた。稲葉容疑者に上層部の指示があったか調べる。
公園は乗り物やアスレチックを親子で楽しむレジャースポット。昨年は二十六万人が来園した。A社の広報担当者は「ごみを適切に処理していたか調査中でコメントできない」と話した。
出典:2014/07/31付 東京新聞朝刊 地方版(静岡版)