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【廃棄物】産廃処分場から有害汚水流出 松山市の告発を県警受理 処理法違反の疑い(愛媛)
松山市にある産業廃棄物の処分場から有害物質を含む水が流れ出た問題で、愛媛県警察本部は、処分場の運営会社と経営者が廃棄物処理法に違反しているとする松山市の告発を受理しました。
この問題は、松山市の産業廃棄物処理業者の最終処分場から、ヒ素や水銀などを含む汚水が流れ出るなどしたものです。
松山市は先月(4月)、処分場の運営会社・A社と、現在と前の社長の2人を廃棄物処理法違反の疑いで警察に告発しました。
松山市は、最終処分場から水銀やヒ素などを含む水が流れ出たことに対策を取るよう、去年(平成25年)11月に措置命令を出しましたが、A社がこれに応じていないとしています。
松山市によりますと、告発状は先月、警察に提出しましたが、受理されておらず、きょう昼ごろ、警察からの求めに応じて、市の職員が県警察本部に改めて提出し、受理されたということです。
これについて松山市の野志(ノシ)市長は「問題がうやむやのまま処理に税金を使わせていただくのは避けたかったので良かったと思う。捜査はしっかりとしてほしいし、警察からの協力の要請があればこたえていきたい」と話しています。
【出典】 2014/05/12 NHKニュース